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グレースライブラリーより転載(http://nakamurafamily.net/library/)
アンドリュー・マーレイ

完全な明け渡し(AbsoluteSurrender)(1/11)


アラムの王ベン・ハダテは彼の全軍勢を集めた。彼には32人の王と、馬と戦車とがあった。彼はサマリヤに上って来て、これを包囲して攻め、町に使者たちを遣わし、イスラエルの王アハブに、言わせた。「ベン・ハダテはこう言われる。『あなたの銀と金は私のもの。あなたの妻たちや子どもたちの最も美しい者も私のものだ。」イスラエルの王は答えて言った。「王よ。仰せのとおりです。この私、および、私に属するものはすべてあなたのものです。」
(列王記第一 20章1-4節)


ベン・ハダテが要求したものは、「完全な明け渡し」でした。そしてアハブが差し出したものはまさにアハブに求められていたもの、すなわち「完全な明け渡し」だったのです。私は、「王よ。仰せのとおりです。この私、および、私に属するものはすべてあなたのものです。」というこのセリフを、全ての神の子供たちが御父に向かって自らを委ねる時に用いるべき「完全な明け渡し」を現わす言葉として用いたいと思います。あなたがこの言葉を聞くのは初めてではないでしょう。しかし、今、それをもっとはっきり聞くべきではないでしょうか。神の祝福の条件は、私たちが神の御手に全てを完全に明け渡すことにかかっているのです。神を賛美いたします!もし私たちの心が喜んでそのようにしたいと願っているのなら、神が私たちにしてくださること、そして神が私たちにお与え下さる祝福に制限はないのです。

「完全な明け渡し」、私がどこからこのような言い回しを持ってきたのかお話ししましょう。私はこの言い回しを自分でもよく使っていましたし、他の人が使うのも何度となく聞いていました。しかしあるとき私はスコットランドで、キリストの教会の現状や、教会や信者たちにとっても最も必要であるのは何か、という話し合いがなされている場にいたことがありました。そこには、働き人の訓練に非常に深く関わっている、ひとりの敬虔な働き人がいたため、私は彼に聞いてみました。いまの教会にとって最も必要なこと、最も説教されなくてはならないメッセージは何だと思いますか、と。彼は非常に穏やかな口調で、短く、きっぱりと答えました。

「神への完全な明け渡しです」

この言葉に私は、かつてないほど強く打たれました。その人は、彼が接している働き人のうち、この点で健全な者は、たとえ進歩は遅くとも、喜んで教えや助けを受け入れ、常に向上していきますが、不健全な者は、往々にして退歩し、働きから離れてしまうと語ってくれました。神の満ち満ちた祝福を受けるための条件は、神への「完全な明け渡し」なのです。

そして、いま私が神の恵みによって、あなたがたに伝えたいと願うメッセージは、このことです。----すなわち、天におられるあなたの神は、あなたが自分のため、また周囲の人々のために祝福を求めて祈った祈りに、このような問いかけを返されるのです。あなたは自分をわたしの手の中に完全に明け渡すつもりがあるのですか?と。私たちの答えはなんでしょうか?神様は多くの人々がこの問に対してすでに「はい」と答えたということをご存じです。そしてもっと多くの人々が、「はい」と言いたいと願いつつもどうしても言えずにいること、また「はい」と答えたものの、惨めな失敗に終わり、そのような生活をするための力の秘密を見い出すことが出来なかったと、自分を責めてしまっている人々も少なくはないということも、全てご存じであられます。神が全ての人々に語って下さいますように!

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