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デボーションタイム

グレースライブラリーより転載(http://nakamurafamily.net/library/)
アンドリュー・マーレイ

「人には出来ないことが、神には出来る」 (Impossible with Man , Possible with God)(1/7)


イエスは彼らに言われた。「人にはできないことが、神にはできるのです。」 
ルカによる福音書18章27節

キリストは金持ちのある若い役人にこう言いました。「あなたの持ち物を全部売り払い、そのうえでわたしについて来なさい。」その若い男は非常に悲しんでその場を去っていきました。それからキリストは弟子たちに向かってこのように言いました。「裕福な者が神の国にはいることは何と難しいことでしょう!」それを聞いた弟子たちがいかに驚いたかは、彼らの次の返事から読み取れます。「神の御国に入るのがそんなにも難しいのなら、一体誰が救われることが出来るでしょう?」するとキリストはこの素晴らしい答えをなさったのです。

「人には出来ないことが、神には出来るのです。」

この言葉には二つの考えが含まれています。一つは、信仰生活における、救いの問題や、聖い生活を送ることによってキリストに従うということは、人の力では実行不可能なことであるということ。もう一つは、人には不可能なことが神には可能であるということです。

この二つの考えは、信仰生活において人が学ばなくてはならない大切なレッスンであります。一つめのレッスン、すなわち信仰生活において、人の力で出来ることは何もないということや、救いは人の力では達成出来ないということを学ぶには、たいていの場合長い時間を要します。また、たとえそのレッスンを学んでも、二つめのレッスン--すなわち自分の力では不可能なことが神には可能であるということ--は学ばない場合がほとんどなのです。この両方のレッスンを学ぶ者はなんと幸いであることでしょう! これらの学習は、クリスチャンの生活において段階的に起こります。

人には出来ない
第一の段階は、人が自分の最善を尽くして失敗し、何とかしてもっと上手くやろうとして尚も失敗し、もっともっと頑張ってやってみて、それでもいつも失敗に終わってしまうときのことです。それにもかかわらず、神とキリストに仕えることは人の力で出来ることではないというレッスンを、その人が学べていないということが極めて多いのです。ペテロはキリストの学校で3年費やしましたが、それでも不可能だ、ということを決して学びませんでした。ペテロが自分の主を三度知らないと言い、外に出て激しく泣いたその時になってようやく学んだのでした。

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